昨今、住宅の価格は、 原材料費の上昇と税負担の上昇、 そして基本スペックの上昇によって、 上昇の一途を辿っています。 また、それに加えて、 インターネットやSNSの普及に伴い 追加オプションがどんどん加わり、 より家の価格が押し上げられて いっているのが現状です。 結果、3年前と比べると、 ざっと400万円〜500万円ぐらい...
家のコストを最も左右するのは家の面積ですが、 これは、みんなが出来るだけ広くつくりたいと思っている リビングダイニングキッチン(LDK)とて 決して例外ではありません。 つまり、リビングダイニングキッチンも 広くつくればつくるほど それに連動して家の価格が高くなるということですね。 となると、 ①家の価格が高くなる、か、...
子ども部屋の広さは 6帖がスタンダードですが、 ここ最近は4帖半へと変わりつつあるようです。 実際、弊社も4帖半で 提案させていただくことが多いのですが、 2.6m×2.6mのこの空間に 置こうと思っているものが シングルベッドと学習机だとしたら これでも全く問題ありません。 また、子どもたちの多くは、 高校卒業とともに家を出ていくでしょうし、...
住宅展示場に行くと、 リビングはもちろん、 寝室もかなりゆったりとつくられているし、 普通に建てられているお家でも、 寝室は子供部屋よりも広めにつくられるのが一般的です。 それゆえ、家を建てるにあたって いくつか家を見て回っているうちに、 「どのお家も、 寝室は広めに設計されている」 ↓ 「寝室は広めなのが普通なんだな」...
前回、土地に合わせて家を建て 無駄な余白をつくらないことが、 外溝工事の予算を大幅に狂わせないために必要だと お伝えさせていただきましたが、 とはいえ、これを実行するのは、 実はそう簡単なことではありません。 なぜなら、出来るだけ敷地いっぱいに 家を建てようと思えば、 土地の日当たりの良し悪しに関係なく 建物を配置せざるを得ないからです。...
外構工事にかかるコストは、 建てる家や土地の状況によって 大きく異なるのですが、 その相関関係をよく理解してないまま 家づくりを進めてしまうと、 終盤で家づくりの予算が 大きく狂ってしまうことになります。 結果、泣く泣く貯金を切り崩すか、 親に泣きついて援助してもらうか、 中途半端な状態で放置するか、 の選択を迫られることになります。...
お子さんが小学校に上がる前後のタイミングで 多くの方が家を建てられますが、 この時、向き合って考えてもらいたいことが、 今後、どんな出費がどれくらい必要になるのか ということです。 それらを把握していないまま家づくりをしたら、 確実に予算をかけ過ぎてしまい、 後から経済的に困窮するからです。 例えば、子供たちを...
今や共働きはごく当たり前となっていますが、 共働きであることを前提としても、 毎月のローン返済額は ご主人の手取りの30%以内で抑えるべきだ というのが個人的な考え方です。 仮に手取りが 30万円だとしたら9万円以内、 25万円だとしたら7.5万円以内、 20万円だとしたら6万円以内、 といった感じですね。 理由は、家という資産を持った以上、...
一般的に北向きの土地は日当たりが悪いか あるいは悪そうなイメージから敬遠されがちです。 実際、南に隣接して2階建ての家が建っている場合、 日中、土地の半分ぐらいが 陰になっていることが多いのですが、 仮にあなたが、そんな土地に家を建てなければいけないとしたら、 どのような要望を建築会社にお伝えしますか? 北向きの土地で一番課題になるのが、...
僕を含めて建築会社は 基本的に南向きの土地をそれほど良いと 思っていないのですが、 その理由は大きく分けると2つあります。 まず、1つ目の理由が 防犯性とプライバシー性の確保が とっても難しいからです。 南につくった大きな窓からは、 たくさんの光とともに、 道行く人たちの視線が入ってきてしまうからです。 また、窓を見ただけで...